学生におすすめのクレジットカード5枚と知っておくべきポイント

クレジットカード学生

学生が知っておくべきクレジットカードの知識

「信用」に基づいてお金を使うということ

 

学生になったらさまざまな新しいことが起こります。その一つがお金に関することです。一人暮らしのやりくりやバイトを始めたり、お金を自分で管理することが多くなるはずです。日頃の買い物から定期的な料金の支払いまで、お金を使うということが生活と密接に関わってきます。

そんな学生にとってカード一枚あればショッピングができるクレジットカードを持つのは新しい体験です。現金がなくてもレジでカードを出したり、インターネットでカード番号を入力するだけで簡単に支払いが済んでしまいます。本来、お金のやりとりは紙幣や硬貨といった現金を直接渡し合うことで成立します。しかし、クレジットカードは現金の代わりに手元にお金がなくても支払いができます。別にお金が使える魔法のカードが手に入ったわけではなく、クレジットカード会社がいったん代わりに建て替え払いをしてくれているというだけです。つまり、返済の日までお金を借りている状態、それがクレジットカードで支払いをするという意味です。

なぜクレジットカード会社が建て替えをしてくれるかというと、カードを持っている人に対して経済的な「信用」を認め、後から払ってくれると見込んでいるからです。クレジットカードの『クレジット』とは英語で『信用』という意味からわかるように、お金に関する信用を受けて支払いができるしくみがクレジットカードなのです。

使いすぎ・借り過ぎに注意

学生で初めてクレジットカードを持つと、財布にお金がなくてもどんどん買い物ができるのでついつい欲しい物を買ってしまう人が出てきます。欲しかった服やバッグ、家電や雑貨など、なんでも現金で買っていたものはほぼクレジットカードで支払えるようになります。1回の買い物は千円単位、1万円単位かもしれませんが、積み重なるとまとまったものとなり、一ヶ月の生活費をはるかに超える金額になることもあります。

クレジットカードには会員の信用によって利用限度額が決められています。「クレジットカード利用代金が20万円までなら何回でも使えます」とか「50万円までならどんな物を買ってもいい」といったイメージです。

これを反対に考えれば、自分が計画的に使っていかないと、すぐに利用限度額いっぱいになってその後の支払いが大変になるということです。クレジットカードで買い物をした代金は利用した月から1〜2ヶ月先に返済日がやってきます。原則、返済は1回払いなのでもし20万円の利用限度額を1ヶ月で使ってしまった人は、翌月または翌々月にまとめて20万円分、返さなければならなくなってしまいます。

クレジットカードは簡単に買いたいものが手に入る魔法のカードに見えますが、大人として「借りたものをきちんと返す」という信用によって成り立っているシステムです。借りすぎに注意して、自分が次の返済日に返すイメージをしながら利用することが大切です。

未成年でもクレジットカードは持てる?

クレジットカードを学生が持つことは当たり前となりました。ただ20歳以上の成人はともかく、大学生や専門学校生の18歳・19歳でもクレジットカードを持てるのでしょうか。

結論からいうと、クレジットカードは18歳以上なら申し込めます。高校を卒業して進学した人で未成年でもクレジットカードを使っている人はたくさんいます。ただ、年齢に関係なく高校生の間は申込みができません。

二十歳になっていなくても学生であれば申込みは可能ですが、未成年である以上『親権者の同意』が必要です。社会の中では、成人になるまで大きな契約やお金のやりとりに親の承諾がついてまわります。クレジットカードは現代社会になくてはならない便利なカードなので、社会に出る前にその感覚を養っておくのは決して損になることはありません。丁寧に親に理解をしてもらえるように話してクレジットカードを持つことを許してもらいましょう。

クレジットカードの3つの大切なポイント

クレジットカードとハイタッチ
Freepikによるデザイン
学生に限らず、クレジットカードを使う上で最低限知っておくべきポイントが3つあります。

(1)利用限度額

利用限度額は利用可能枠、利用上限額などとも呼ばれています。クレジットカードを発行されたとき、ショッピングなどでいくらまで使えるかが決められています。

学生向けクレジットカードでは10万円から30万円前後で利用限度額が設定されているケースが大半です。

この利用限度額は1回当たりで利用できる金額、つまり1度に10万円が使えるというわけではなく、返済するまでに使える最大額です。もし利用限度額10万円のクレジットカードで利用した月に3万円、5万円の買い物をしていたら、残り2万円までしか返し終わるまで利用できません。もちろん、10万円の買い物をすることもできますが、そうなると次の返済日までそのクレジットカードは利用限度額を超えてしまうので使えなくなります。

(2)返済日

クレジットカードの利用代金は利用月の翌月または翌々月に1ヶ月分がまとめて登録している銀行口座から引き落としされます。もし、いま合計で5万円の利用をしていても、ある月の利用代金が3万円なら返済日には3万円だけの引き落としです。

返済の指定日は、4日、10日、15日、20日、27日など、クレジットカード会社によっても違いますし、同じ会社でも契約したタイミングによって異なります。

(3)手数料とリボ払い

クレジットカードの利用代金を支払うとき、手数料が掛かる場合があります。レジや通販サイトで買い物の際に支払い回数を指定しますが、そこで3回払い以上にすると手数料が掛かります。ただ、一括払い(1回払い)または2回払いなら手数料不要のクレジットカード会社がほとんどです。手数料を節約するには翌月一回払いを中心に利用することをおすすめします。

ポイントを貯めてお得&節約

 

クレジットカード会社では利用代金に応じてポイントがつき、貯めるとさまざまなアイテムや電子マネーやマイル交換のできるシステムがあります。ポイントのつきかたは申し込んだクレジットカードや利用額によって変わります。これをポイント還元率と呼びます。

100円につき1ポイント、還元率1%から始まるクレジットカードが多いものの、キャンペーンや利用額が増えるにつれて1.5%や2%以上など、ポイントが貯まりやすくなるサービスを導入しているクレジットカード会社が多く見られます。

保険など安心できる充実したサービス

 

クレジットカードには申し込まなくても無料で旅行傷害保険がついてくることがあります。国内をはじめ海外旅行ではまさかに備えて保険に入っておくことが大切ですが、クレジットカードさえ持っていれば保険の適用になるのでとても便利です。ただし、クレジットカード会員なら誰でも旅行保険が適用される自動付帯と、旅行代金の全部または一部を持っているクレジットカードで支払った場合だけ保険適用となる利用付帯の2パターンに別れているので出発前にチェックが必要です。

このほかWEBから契約情報や利用残高がすぐに確認できるネットサービスも充実しています。

学生のためのクレジットカードの選び方

学生にとって使いやすいクレジットカードを選ぶにはどういうポイントに注目すればいいのでしょうか。ここでは『お得』なクレジットカードを見つけるという角度から見ていきましょう。

(1)ポイント還元率に注目

ショッピングするだけで自動的にポイントが付いてくるのがクレジットカードのお得なメリットです。イメージとしてはTカードやスーパーのカードのように利用した分がポイントになって貯まった分を後から現金代わりに使えたり、好きな商品に交換できたりといったシステムです。

ポイントはクレジットカードによって付きやすさが変わります。単純に100円に付き1ポイントと500円に付き1ポイントなら前者のほうがポイントが貯まりやすくなるのはすぐにわかります。クレジットカードの案内には何円毎にポイントが付くのか、ポイント還元率が記載されているので必ずチェックしましょう。還元率1%〜2%というのが主流ですが、学生カード限定で3%以上だったりキャンペーン期間限定でポイント2倍だったりとお得な情報も見流さないことがお得に使いこなすポイントです。

(2)電子マネーとのコラボカード

クレジットカードの中にはTカードやSuikaやICOCAなどショッピング系や交通系電子マネー機能が入ったタイプがあります。これならカードの枚数を増やさず済むのでお財布をすっきり持ちたい人にもおすすめです。

また、デパートやスーパーマーケット、通販サイトなどが発行するクレジットカードでは提携元でショッピングすると通常よりポイント還元率が高くなるのが一般的です。よく行くお店やよく使うショッピングサイトがある人はチェックしてみてください。

(3)年会費

一般的なクレジットカードの年会費は1,000円程度です。ただし、学生向けクレジットカードは卒業まで無料キャンペーンをしているところが多くなっています。

もし、学生でも年会費が必要なクレジットカードを選ぶときは、年会費を払っても一年を通してよく使うカードかどうかを検討してからにしましょう。

こんな人にはこんなクレジットカードがおすすめ

クレジットカードネットショッピング

ショッピング好きならポイントが貯まるカード

 

スーパーやデパート、ネットショッピングをよく利用するなら、買い物をするお店が発行しているクレジットカードを利用するとポイント還元率もよくお得に利用できます。一般的な学生向けクレジットカードでも高還元率が設定されていたり、割引サービスがあったりしますので、利用するイメージに合わせて何枚か候補を出して見てください。

旅好きなら旅行に強いカード

 

国内や海外旅行を楽しみたい学生にとって毎回旅行傷害保険に入るのは負担が大きくなります。そこでクレジットカードに旅行傷害保険がついてくる特典のあるものを選んでみてはいかがでしょうか。クレジットカードを持っているだけで自動的に保険が適用されるタイプ、旅行代金の一部をクレジットカードが支払うことで保険適用となるタイプの2つがあるので、注意して選ぶことがポイントです。

堅実派には社会人になっても使えるカード

 

学生向けのクレジットカードの中には卒業後もそのまま社会人向けのカードに自動切り替えとなり使えるものがあります。きちんと返済をしていたか、という学生の間の利用履歴も積み重なるので、社会人になってからのクレジットカードやローンの信用力も高まります。このタイプの代表的なものに三井住友VISAカードが発行するデビュープラスカード(学生)やクラシックカードA(学生)などがあります。

総合的におすすめのクレジットカード5選

 

・三井住友デビュープラス

三井住友デビュープラスカード

18歳から25歳限定のクレジットカードなので未成年の学生でも気軽に申し込めます。デビュープラスの間はずっとポイントが2倍! しかも入会後3ヶ月はポイント5倍なのでうまく利用すればお得にポイントが貯められます。ショッピング保険や海外旅行傷害保険もついているので国内外を問わず旅行やレジャーにもぴったりです。日本のVISAカードをリードしてきた信頼の三井住友ブランドなので安心して利用できます。

三井住友デビュープラス公式サイトはコチラ

・学生専用ライフカード

ライフカード
学生のために作られたクレジットカードでとにかく初めて持つ人が安心して利用できるサービスが揃っています。学生専用のフリーコールが用意されているので、利用していてわからないことはすぐに電話で質問できます。また、学生につきものの海外旅行との相性もピッタリです。海外旅行傷害保険は無料で最高2,000万円まで。学生の間はカード会員であるだけで自動的に保険が適用されます。海外でのショッピングには5%のキャッシュバックがあるので使うだけお得に旅できます。

▶学生専用ライフカードはこちら

・楽天カード アカデミー

楽天カードアカデミー

初めて持つクレジットカードにおすすめで、基本的にクレジットカードの機能が一通り揃っています。楽天カードだけあってショッピングすれば楽天スーパーポイントが貯まるのが最大のメリットです。とくに学生限定ポイントとして「楽天ブックス」「高速バス予約」「楽天ダウンロード」での利用には5〜3倍のポイントがつくのでとってもお得です。

▶楽天カードアカデミーはこちら

・JCB CARD EXTAGE

jcb extageカード

学生から20代が使いやすい年会費無料のJCBカードです。年会費無料なので余分な費用を考えることなく持つことができます。JCBカードのポイント制度「Oki Dokiポイント」が貯まりやすいのも学生向けならではです。入会後の3ヶ月はポイント3倍、4ヶ月目以降も1.5倍なので携帯電話や公共料金から毎日のショッピングまで幅広くお得に使えます。

▶JCB EXTAGE公式サイトはこちら

・ANA JCBカード(学生用)

ANA JCBカード

ANAのマイルを貯めたい学生にはピッタリの一枚です。10マイルコースへの移行手数料が無料のほか、卒業まで年会費無料なのもポイント。学生の間にスカイメイトで節約旅行をしたいと考えている人はぜひお得に使いこなしてみましょう。

▶ANA JCB学生カードはこちら

よくある疑問・質問

 

Q,学生でもクレジットカードのキャッシングは利用できる?

A,もちろん学生でもクレジットカードのキャッシング枠を利用することが可能です。

ただ、申し込み時にキャッシング枠を与えられるかどうか審査があります。
重要なのは『定期的な収入があるかどうか』『過去に支払いの延滞など信用情報に傷がないか』などの点です。

学生でもアルバイトなどで定期的な収入があれば問題なくキャッシング枠を利用することができるでしょう。
キャッシングは急遽、現金が必要になった時などにとても便利な機能ですが借金は借金ですので使いすぎに注意しましょう。

Q,アルバイトでもクレジットカードを作ることはできますか?

A,学生のアルバイトでも安定した収入があれば問題ありません。
注意しなければならないのは、アルバイト期間が短かったり収入が極端に低い場合です。
現在アルバイトをしている場合でも、審査に落ちる場合があります。

Q,学生でアルバイトをしている場合、職業欄を「学生」と「アルバイト」どちらにするのが良いでしょうか?

A,カード会社によるので一概にどちらとは言えませんが、「学生」の方が信用度は高いでしょう。

一般的なイメージはこうです。
「アルバイト」=いつ仕事がなくなるかわからない不安定な人
「学生」=しっかり学び将来も安定が望める

カード会社の審査基準がわかるわけではないのでハッキリとしたことは言えませんが、フリーターよりも学生のほうが安心してカードを発行できるでしょう。ですので職業欄は「学生」で良いでしょう。

Q,アルバイトもしていない収入なしの学生ですが、クレジットカードを作れますか?

A,可能です。
基本的にカードの審査で最重要なのは「安定した収入」であることは間違いありません。しかし、学生の場合は特別です。
学生に収入がないのは当然のことですので、アルバイトをしていないからといって審査に通らない理由にはならないのです。

ここで重要なのは保護者の方の信用です。
入会審査時には、あなたのことはもちろん、あなたの保護者(親・親権者)のことが審査されます。

といっても大きな問題がなければたいていは大丈夫です。あなたを学校に通わせるだけの経済力があれば、経済的な信用はクリアできているでしょう。

Q,親の家族カードで作るか、自分名義で作るか迷っています。

A,親の家族カードを使っている、という方はたくさんいらっしゃいます。
家族カードにはポイントが貯まりやすいことや無審査(全てではありません)でカードが作れるといったメリットがあります。

しかし、おすすめは自分のカードを持つことです。クレジットカードは使っていくとクレジットヒストリーが積み重なっていきます。
これは自分はどれくらい信用できるのか、という信用情報です。

遅延などなく、しっかりと支払いをしてクレジットヒストリーを積み重ねていくと信用度がどんどん高くなっていくのです。
これは将来、クレジットカード自動車ローンや住宅ローンを利用する時にも役に立ちます。

Q,クレジットカードの限度額はどれくらい?

A,一般的に10万円ほどです。
学生に発行したクレジットカードの限度額は、カード会社や親の経済状況などにもよりますが10万円が一般的です。

例ですが、学生専用の三井住友VISAデビュープラスカードは、親の同意がある場合とない場合で限度額が20万円も違ってきます。
親の同意がある場合は限度額30万円となります。

10万円では少ないと感じる方も多いかと思いますが、学生にとっての10万円は大きな金額です。
使うのは簡単ですが、その金額をしっかり支払いしていくのは大変ですので計画的に利用しましょう。

Q,リボ払いはできる?分割払いとは違うの?

A,学生でもリボ払いは可能です。

簡単に説明すると

リボ払い=金額指定

分割払い=回数指定

の払い方です。
金額指定の場合、毎月これくらいなら払えそうだな、という金額で指定します。
単純計算ですが10,000円のものを月に1,000円指定でリボ払いすると10回払いになります。

分割払いの場合は逆で、回数を指定します。例えば5回払いを指定すれば毎月2,000円の支払いとなります。

※カード会社や利用店舗などにより、支払い回数等異なる場合があります。

リボ払いや分割払いは大きな金額のものも毎月の支払で買うことができるとても便利な方法ですが、支払い期間が長くなり金利手数料もかかるため結果的に支払金額が多くなります。

加えてリボ払いを重ねるといつの間にか支払えない金額になってしまうこともあります。
基本的に支払いは一括で利用し、どうしても・ここぞという時に計画的に利用しましょう。

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